東海無線
                               

6 東海無線(TOHKAI WIRELESS ELECTRIC CO.LTD) PA (public address)アンプ PA-130
 2005-07-13
【写真 下左】 製造銘版 東京 荻窪とある。
   PAアンプは小さく見えるが [泣く子も黙らせる、6CA7pp]の超怒級アンプ
 
【写真 下中】 ほこりだらけのシャーシー。当然屋外で掃除機、パーツクリーナー、エレクトリッククリーナーで洗浄する。
 ○ 出品写真から判明した松下製6CA7と5AR4のために購入。他はおまけ。
 ○ 大きな故障は無かった。
 × バリコンダイアル糸が切れていた。
 × トーンコントロールVRのACスイッチ部が溶着。ACラインは、[ムキタ゜シネジリアワセ]ただけだった。
【写真 下右】 手持ちの6CA7と5AR4を並べると外観の違いが一目瞭然。松下製は『太くて長い』
  復刻版 1962ナショナル真空管ハンドブックのカバーの写真にある形状 ただし6CA7はベース金属冠が無い。

ほこりだらけ ガラス部が一回り太く、頂部が平坦
2005-07-16 レストア完了。
1 6BE6-6BD6-6AV6のスーパーラジオに6AV6のマイクアンプ2回路。6AV6*2と6CA7pp+5AR4の計10球
  バリコンはトラッキングレス。トランス類はリード線型。当然のことながらお世辞にもHIFIといえない回路構成。
2 @ 結合コンデンサ交換。
  A スピーカーソケット部改造。(通常PAアンプはスピーカーソケットの@-Gピン間が+Bのリターン)
  B スピーカー端子取り付け。
  C トーンコントロールVR交換。スイッチ部配線
  D 清掃、ダイアル糸掛け。IFT再調整。

【写真 下左】 ボンネット在り。ダイアル指針の可動範囲と目盛りがあっていない。重量14kgと重い。
【写真 下中】 シャーシ内部。ゆったりと配線してある。
【写真 下右】 清掃、ダイアル糸掛け。IFT再調整。ダンボール箱にて動態保存、分解・部品取り、売却となるか。
ボンネット完備 シャーシー内部 きれいになったシャーシー


真空管の頑丈さコーナー
【写真 下左と中】 6CA7結合コンデンサの絶縁不良のため赤熱した手持6CA7。6CA7pp2本分で280mA流れていた。
            修正後は150mAとなりAB1級動作範囲になった。
            6CA7のG1には+20から+30Vかかっていた。結合コンデンサは0.01μ400WVのペーパーコンだった。
【写真 下右】 こちらは他のページと重複する写真。内部放電する5Y3GT。なんでもそうだが、写真より実物の迫力は凄い
赤熱した6CA7 右は5AR4   内部放電する5Y3GT

2005-07-16 修正完成。まあ よくできました。

2009-07-25 分解・廃棄
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早川電機工業 (シャープ)
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