7球GT管高1中1ラジオ(ケース付)

高周波増幅付ＧＴ管７球スーパーラジオ

2007(H19)-08-20　ジャンクシャーシ入手。　木製ケース、スピーカー付き。簡単なチェック後、通電、鳴りました。

構成は、　6SK7(RF)-6SA7(COV)-6SK7(IF)-6SQ7(DET/AF)-6F6GＴ(OUT)-5Y3ＧＴ(RECT)
　　　　

レストア前（入手時）
【写真　下左】　試聴中のシャーシ。３連バリコンと蓋付きＣ同調ＩＦＴが入手の決め手。付録に大型６Ｌ６ＧＣアンプシャーシ、スピーカー他
【写真　下中】　20μＦ/350WVのチューブラコンが目立つシャーシ (リード線が短いうえに、金属疲労のため半数使用不可)。
【写真　下右】　コイルパック化する前のＴＲＩＯ製コイル。　ＩＦ増幅管ソケットの向きが逆。これでも発振していなかった。

高周波部　ｱﾝﾃﾅｺｲﾙ

シャーシ内

高周波コイル、発振コイル

2007(H19)-10-07　製作開始

　　構成は、6SK7(RF)-6SA7(COV)-6SK7(IF)-6SQ7(DET/AF)-6V6GT(OUT)-5Y3GT(RECT)。
　　[真空管もの知り百科] の回路での作成を予定。41cm×16cmと大きめの細長シャーシなのでゆったり配置できます。

【写真　下左】　部品を並べてみました。　蓋付きＣ同調ＩＦＴは参考です。
【写真　下中】　部品を取付、ハンダ付け開始。出力管は６Ｌ６ＧＢに換装。マジックアイはＧＴ管の６Ｅ５Ｃ(ロシア製)
　　　バリコン下の穴に１ｍＡの電流計の同調指示取付ます。
　　　バリコンとマジックアイの間隔不足なので、この後バリコン右へを移動しました。
　　　買置き出力トランスが尽きたので、\300円のショートリング付きジャンクトランス。結構いい音が出ている。
【写真　下右】　アンテナ、高周波、発振コイルはアルミステー付きです。
　　　アンテナコイルの一次側が断線しているようで不安定です。

　　　この後バイパスコンは耐圧不足、ＳＧ電圧降下抵抗器は変更しています。
　　　

部品の仮置き

ＧＴ管マジックアイ　6E5C

コイル群

2007(H19)-10-08　一応完成。珍しく、久々の一発起動。
ＤＤＳでＩＦＴ調整。特に問題無しのハズだったが、珍事が発生しました。
　　　　『ＡＶＣ電圧の極度の低下(－１Ｖ位)、ＩＦＴaのＦ端子直接アースしても、感度上昇なし。電極電圧は正常時と変動無し。
　　　　鳴ることは鳴る。ＡＶＣ回路の絶縁不良は無し。』　【原因はＩＦ増幅管6SD7のベース内接触不良】でした。
　　　　　　(この6SD7は前作時も動作不良だったが、廃棄するのが惜しくて、惜しくて)

2007(H19)-10-10　同調指示計取付　　シャーシ加工がすんでから部品を取り付けました。
少し考えていて、マジックアイは付けるのでホルダーは取付済み。だけど、正面に大穴があるので、木目シートを貼るより、Ｓメーターらしきもの
を付けることにした。(前作の百均乾電池チェッカーを改造した”Ｓメーター”より本格的)

早速、電気ドリル、シャーシーパンチ、ハンドニプラー、ヤスリを総動員で拡幅。で、簡単に、１ｍＡの電流計の取付を終わり、若干ハンダ付け
後、チェック中にアンテナコイル一次側断線発見。ものの見事にハニカムコイル破壊。同形のコイルはあるが、コイルパックなので、使うのがもっ
たいないので修復を試みる。断線の片側だけは見つけたので、端子にジャンパーして、修復完了。『こんなことなら、コイルを外してシャーシ加工
すればよかった』と後悔したが、諺のとおり。「ジャンクシャーシなので入手時から断線していた」ことにすればＯＫ。現に、高周波コイルの一次側
に同様の修復痕有り(当然小生より丁寧に修復している)。

2007(H19)-10-13　完成　　　　このラジオの回路図　です。

【写真　下右】　同調指示は、右振れの起動時振り切れ無しのお気に入り回路のもの。
【写真　下中】　バリコンが向かって左に移動しました　(上の写真とでＩＦＴを目安で判る)
【写真　下右】　細長いシャーシです

正面

リア　出力管は６Ｌ６ＧＢ

シャーシ内　きれいな直角配線